中国旅行や出張に向けて、「中国ではeSIMが使えないと聞いたけれど、本当?」「到着してからLINEやGoogleが開けなかったら困る」と不安に感じていませんか。
地図や翻訳、家族との連絡にスマホを使うなら、通信できないときの確認方法を出発前に知っておきたいですよね。
結論からいうと、中国eSIMがつながらない場合は、まずデータ通信に中国向けeSIMを選んでいるか、商品で必要とされるローミング設定になっているかを確認しましょう。
LINEやGoogleだけ使えない場合は、Wi-Fi接続先と、購入したプランの対応サービスを確認してください。
この記事では、中国eSIMが使えない原因、iPhone・Androidでの確認手順、LINEやGoogleだけ開けない場合の対処法を解説します。
現地で慌てないための準備と、解決しないときの相談方法も紹介します。
- 中国でeSIMを使うために必要な条件
- つながらないときの設定と確認手順
- LINE・Googleだけ使えない場合の対処法
- 出発前の準備と、解決しない場合の相談方法
中国でeSIMは使える?まず状況を切り分けよう

中国本土への旅行でも、海外旅行者向けのデータ通信専用eSIMを利用できます。Appleも、中国本土に旅行する人向けに、グローバル対応の事業者からプリペイドeSIMが提供されていると案内しています。
ただし、スマホがeSIMに対応していること、SIMロックの条件を満たしていること、購入したプランが中国で利用できることが前提です。中国本土の通信事業者と契約するeSIMと、旅行用eSIMをローミングで使う場合は、区別して確認しましょう。
「使えない」ときは、次のどれに当てはまるかを確認します。
- eSIMを追加できない: 端末の対応、インターネット接続、QRコードの状態を確認
- 追加済みなのに通信できない: データ通信の回線、ローミング、利用期間を確認
- 一部のアプリだけ開けない: Wi-Fi接続先と、プランの対応サービスを確認
- 通信はできるが遅い: 容量超過後の速度条件や、接続場所を確認
中国eSIMがつながらないときの確認手順

1.データ通信に使う回線を中国eSIMにする
eSIMをインストールしても、インターネット接続に使う回線が日本のSIMのままになっている場合があります。eSIMの追加と、データ通信の切り替えは別の操作です。
iPhone
- 「設定」→「モバイル通信」を開きます。
- 中国向けeSIMを選び、その回線をオンにします。
- 「モバイルデータ通信」で中国eSIMをデータ通信に選びます。
「デフォルトの音声回線」を変更するだけでは、データ通信の切り替えにはなりません。
Android(Google Pixelの例)
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開きます。
- 中国向けeSIMを選び、その回線を有効にします。
- モバイルデータ通信の設定で中国eSIMをデータ通信に選びます。
表示名や操作は、Androidの機種・OSのバージョンによって異なります。
中国eSIMを選んだことを確認したら、Wi-Fiを一時的にオフにしてWebページを開いてみましょう。
詳しい操作は、海外eSIMの切り替え方法をご覧ください。
2.中国eSIM側のデータローミングを確認する
旅行用eSIMでは、データローミングをオンにする必要がある商品があります。購入時の案内を確認し、中国向けeSIM側のローミング設定を見直してください。
iPhone
- 「設定」→「モバイル通信」→中国向けeSIMを開きます。
- 対象eSIM側のデータローミングを確認し、購入時の案内で必要とされている場合はオンにします。
Android(Google Pixelの例)
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で中国向けeSIMを選びます。
- 対象eSIM側のローミングを確認し、購入時の案内に合わせて設定します。
表示名はOSや機種によって異なります。
日本の回線と旅行用eSIMの設定を混同しないことも大切です。日本の回線で海外データ通信を使わない場合は、その回線のデータローミングをオフにし、データ通信の自動切り替えも見直しましょう。
参考:Google公式のPixelのモバイルネットワーク設定
3.機内モードの切り替えと再起動を試す
回線とローミングの設定が合っていても、一時的に接続できない場合があります。まず機内モードをオンにしてからオフに戻し、接続状態を確認してください。
改善しなければ、中国向けeSIMの回線を一度オフにしてからオンに戻します。それでもつながらない場合は、スマホを再起動して試しましょう。Appleも、eSIMの設定で問題がある場合の確認手順として、これらの操作を案内しています。
建物の奥や地下にいる場合は、場所を変えて確認するのも一つの方法です。操作後は、Wi-Fi接続ではなく中国eSIMのモバイル通信で試しているか確認してください。
4.APNと利用期間・データ残量を確認する
APNは、モバイルデータ通信の接続先に関係する設定です。自動設定される商品もあれば、手入力が必要な商品もあります。手入力の案内がある場合は、購入したeSIMのメールや説明書に記載された値と照合してください。
APNは購入した商品の案内と照合し、別の商品の値をそのまま入力しないようにしましょう。 iPhoneでは、通信事業者の設定によってAPNの編集項目が表示されない場合もあります。見つからないときは販売元へ確認してください。
あわせて、利用開始期限・利用期間・データ残量も確認します。容量を使い切った後は、商品によって低速通信になる場合と、通信が止まる場合があります。「無制限」でも速度条件があるため、遅いときはプランの利用条件を見直しましょう。
LINEやGoogleだけ使えない場合の対処法

Webページは開けるのに、LINEやGoogleなど一部のサービスだけ使えない場合は、回線未接続とは分けて考えます。
まず、ホテルやカフェのWi-Fiに接続していないか確認してください。Wi-Fiに切り替わると、中国eSIMとは別の通信経路を使います。eSIMで利用できるサービスが、滞在先のWi-Fiでも同じように使えるとは限りません。
中国eSIMをデータ通信に選び、Wi-Fiをオフにして、使いたいアプリをもう一度開いてみましょう。改善しない場合は、購入したプランの「LINE・Google利用可」「VPN不要」などの案内を確認します。
例えば、Navi eSIMの中国向け商品では、VPNを別途用意せずGoogle・LINEなどを利用できると案内しています。ただし、すべての中国向けeSIMに同じ条件があるわけではありません。
そのプランで利用可能と案内されているアプリが開けない場合は、アプリ名と症状を販売元へ伝えてください。
中国で困らないために出発前に準備すること

通信トラブルを減らすには、購入前に端末の対応状況を調べておくことが大切です。同じシリーズ名のスマホでも、販売国・地域によって仕様が異なる場合があります。
電話アプリで「*#06#」を入力してEIDを確認する方法がありますが、EIDの表示だけで、すべての旅行用eSIMが使えると判断することはできません。メーカーの対応情報と、商品の端末条件も確認しましょう。
iPhoneのSIMロックは「設定」→「一般」→「情報」で確認できます。「SIMロックなし」と表示されるかを確かめてください。詳しくは、eSIM対応端末の確認方法で解説しています。
事前設定できる商品は、日本の安定したインターネット環境で追加しておくとスムーズです。ただし、インストール時点で利用期間が始まる商品もあるため、開始条件を確認してください。
設定案内・問い合わせ先・注文番号は、オフラインでも見られるよう保存しておくと現地で役立ちます。
解決しない場合はeSIMを削除せず相談する

問い合わせには、次の情報をまとめると状況を伝えやすくなります。
- 注文番号と購入したプラン
- スマホの機種名・OSのバージョン
- 現在いる国・都市と、使えなくなった時刻
- 表示されたエラーと設定画面の画像
- 全く通信できないのか、特定のアプリだけ使えないのか
- 回線の切り替えや再起動など、すでに試した操作
Navi eSIMをご利用の方は、お問い合わせフォームから注文番号と症状をお知らせください。
中国eSIMが使えないときのよくある質問

日本で電波が入らなくても問題ありませんか?
中国でのみ使えるプランなら、日本で通信できないことだけで故障とは判断できません。まず端末にeSIMが追加されているか確認し、対象地域と利用開始条件を商品案内で確かめてください。
QRコードを読み取れない場合はどうしますか?
追加先のスマホがインターネットに接続されているか確認します。QRコードは別の端末に表示するなど、読み取れる状態にしてください。すでに追加済みでないかも確認し、エラーが続く場合は表示内容を販売元へ伝えましょう。
QRコードの読み取りや設定画面は、画像付き設定ガイドでも確認できます。
中国eSIMで電話やSMSが使えないのは故障ですか?
データ通信専用の商品は、通常の電話番号による通話やSMSに対応していません。Navi eSIMの中国向け商品もデータ通信専用です。LINEなどのインターネットを使う機能とは区別してください。
まとめ
中国eSIMが使えないときは、通信自体の不具合か、一部のアプリだけの問題かを切り分けましょう。回線選択・ローミング・APN・利用期間を確認し、改善しなければeSIMを削除せず相談してください。出発前に対応端末と設定条件を確認しておくと、現地で落ち着いて対処できます。
これから購入する方は、中国eSIMおすすめ4社の料金と選び方も参考に、自分の旅行に合うプランを確認しておきましょう。
中国eSIMを旅行前に準備
VPN不要タイプなら、Google・LINE・SNSも利用できます。
- QRコードをメールでお届け・SIM交換不要
- 購入後に設定情報をメールでお届け
- 日本語で購入・設定を確認できます

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